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聖の青春
大崎 善生/YUME · KADOKAWA(角川つばさ文庫) · 2016年
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この本について
腎臓の難病を抱えながら将棋の頂点を目指し、二十九歳で亡くなった棋士・村山聖の生涯を描いたノンフィクション。 村山は五歳で腎ネフローゼを発症し、入院中に将棋を覚える。体調が悪いと布団から出られないのに、盤の前では誰より強かった。広島から大阪へ、師匠の森信雄のもとで内弟子として暮らし、プロになり、A級八段まで上がる。同世代には羽生善治がいた。 本の読みどころは、将棋の強さより、村山と師匠の関係だ。森は弟子の世話を焼き、怒り、病院に付き添う。村山は不潔で、わがままで、それでも誰からも愛された。 この版は角川つばさ文庫のジュニア向けで、ルビつきで読みやすくしてある。内容は原作と同じ。松山ケンイチ主演で映画にもなった。「残された時間を何に使うか」を、はっきり決めた人の記録。
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