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汝、星のごとく

汝、星のごとく

凪良 ゆう · 講談社(講談社文庫) · 2025年

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この本について

瀬戸内の島で育った高校生の男女が、十七歳で出会い、互いの家の事情に縛られながら、十五年にわたって関わり続ける話。 暁海の家は、父が愛人のもとに通っていて、母はそれに耐えている。櫂は、男に依存する母と二人で島に流れてきた。二人は惹かれあい、将来を約束するが、櫂は漫画の原作者として東京に出ていき、暁海は島に残る。 恋愛小説だが、「一緒にいること」より「自分の足で立つこと」を書いている。相手のために何かをあきらめた人は、その相手を恨まずにはいられない。暁海も櫂も、それを何度も経験する。 二〇二三年の本屋大賞。島の海と、東京の夜の、どちらの描写も美しい。読み終えたあと、題名の意味を考えながら夜空を見る人が多いと思う。続編『星を編む』で、周囲の人の物語が語られる。

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