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東京タワー

東京タワー

リリー・フランキー · 新潮社(新潮文庫) · 2010年

九州の炭鉱町で、母ひとり子ひとりで育った少年が、東京に出て、やがて母を東京に呼ぶ。母と息子の四十年ほどの話。 「ボク」は幼いころ父と別れ、筑豊の小倉で、母の実家を頼りながら育つ。オカンは働き者で、料理がうまく、誰にでも食べさせる。ボクは美大…

朝が来る

朝が来る

辻村 深月 · 文藝春秋(文春文庫) · 2018年

不妊治療の末に特別養子縁組で男の子を迎えた夫婦のもとに、ある日「子どもを返してほしい」という電話がかかってくる。 栗原清和と佐都子は、六年間の治療のあとで子どもをあきらめ、養子縁組の団体を通じて生後まもない朝斗を迎える。幼稚園に通うまで育て…

八日目の蝉

八日目の蝉

角田光代 · 中央公論新社(中公文庫) · 2026年

不倫相手の家から、生後間もない赤ん坊を連れ去った女。四年間の逃亡と、その子が大人になってからの話。 野々宮希和子は、相手の男の家に忍び込み、ベビーベッドの赤ん坊を抱いて出てしまう。その子を「薫」と名づけ、知人の家、女性だけの共同生活の施設、…

百花

百花

川村 元気 · 文藝春秋(文春文庫) · 2021年

認知症の母が、息子の名前を忘れていく。母が消してしまった記憶の中に、息子の知らない母の人生があった。