おすすめの本
ひとりの人生を描いた名作を、読後感とテーマで選べるようにしました。13 冊。PRリンクにはアフィリエイト広告を含みます。
一瞬の風になれ 第一部
佐藤多佳子 · 講談社(講談社文庫) · 2009年
サッカーをやめた高校一年生が、陸上部で短距離を走り始める。三年間を三部作で描く、その第一部。 主人公の新二は、天才肌の兄と同じサッカー部にいたが、自分の限界を知ってやめた。親友の連に誘われて陸上部に入り、初めて百メートルを全力で走る。何も考…
深夜特急1 香港・マカオ
沢木耕太郎 · 新潮社(新潮文庫) · 2020年
二十六歳の「私」が、インドのデリーからロンドンまで、乗合バスだけで行こうと決める。第一巻は、その前に立ち寄った香港とマカオ。 仕事を全部断って、わずかな金を持って日本を出た。最初に着いた香港で、安宿の雑居ビルに泊まり、路地の屋台で食べ、夜の…
夜と霧 新版
ヴィクトール・E・フランクル(池田香代子 訳) · みすず書房 · 2002年
ナチスの強制収容所に送られた精神科医が、そこで人が何を考え、何にすがり、何で壊れたかを記録した本。 著者フランクルは、ウィーンの医師として収容され、家族のほとんどを失いながら生き延びた。この本は、収容所の残虐さを告発する本ではない。極限状態…
本日は、お日柄もよく
原田マハ · 徳間書店(徳間文庫) · 2013年
友人の結婚式で、退屈な祝辞に居眠りした女性が、ひとりのスピーチライターの言葉に目を覚まされる。言葉の仕事を知っていく話。 二ノ宮こと葉は製菓会社の社員で、仕事にも恋にも中途半端。式の席で、久遠久美という女性のスピーチを聞いて涙が出た。久美は…
カラフル
老人と海
ある奴隷少女に起こった出来事
ハリエット・アン・ジェイコブズ/堀越 ゆき · 新潮社(新潮文庫) · 2017年
十九世紀アメリカ、奴隷として生まれた少女が七年間屋根裏に隠れ、自由を手にするまで。本人の手記。