人人生図書館ログイン

おすすめの本

ひとりの人生を描いた名作を、読後感とテーマで選べるようにしました。22 冊。PRリンクにはアフィリエイト広告を含みます。

✍️ 著者から探す →📈 いま売れている小説(楽天ブックス売上順)→
そして、バトンは渡された

そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ · 文藝春秋(文春文庫) · 2020年

父親が三回、母親が二回変わった。それなのに、いつも誰かに大事にされてきた少女の高校三年間。 主人公の優子は、血のつながらない親のあいだを、事情があってリレーのように渡されてきた。今いっしょに暮らしているのは、二十歳ほど年上の「森宮さん」。料…

博士の愛した数式

博士の愛した数式

小川洋子 · 新潮社(新潮文庫) · 2005年

記憶が八十分しかもたない老数学者と、その家に通う家政婦、そして彼女の十歳の息子。三人で過ごした一年ほどの話。 博士は交通事故の後遺症で、新しい記憶を八十分以上保てない。背広のあちこちにメモをクリップで留めて、自分の状態を毎朝読み直す。家政婦…

舟を編む

舟を編む

三浦しをん · 光文社(光文社文庫) · 2015年

新しい国語辞典『大渡海』を作る。完成まで十五年かかる仕事に、営業部から引き抜かれた青年がのめり込んでいく話。 主人公の馬締光也は、人と話すのが苦手で、言葉を選ぶのに時間がかかる。その性質が、辞書を編む仕事にはちょうどよかった。用例採集カード…

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ

梨木香歩 · 新潮社(新潮文庫) · 2001年

中学に通えなくなった少女が、田舎に住む祖母のもとで一か月ほど暮らす。祖母は英国人で、自分のことを魔女だと言う。 まいは学校の人間関係に疲れて、母親の勧めで「西の魔女」の家に預けられる。そこでの日々は、野いちごを摘み、シーツを干し、鶏の世話を…

しゃぼん玉

しゃぼん玉

乃南アサ · 新潮社(新潮文庫) · 2008年

通り魔とひったくりを繰り返してきた若い男が、逃げた先の山村で、ひとりの老婆に拾われる。 伊豆見翔人は、二十歳そこそこで、人を傷つけることに何の感情も持てない。金がなくなればまた奪えばいい。そう思って逃走を続けているうちに、宮崎の山あいの集落…

キネマの神様

キネマの神様

原田 マハ · 文藝春秋(文春文庫) · 2023年

七十九歳の父は、ギャンブル好きで借金まみれ。ただひとつ、映画のことになると別人になる。その父が、映画の感想をブログに書き始める。 娘の歩は、大手の開発会社を辞めて実家に戻り、父の借金を知る。父のゴウは若いころ映画の助監督をしていて、今は毎日…

幸福な食卓

幸福な食卓

瀬尾 まいこ · 講談社(講談社文庫) · 2007年

「父さんは今日で父さんをやめようと思う」。朝食の席でそう宣言した父と、別居中の母、大学をやめて農業を始めた兄。中学三年の妹から見た、おかしな家族の一年。 主人公の佐和子は、家族の変調に慣れている。父は自殺未遂をしたことがあり、母は家を出たが…

神様のカルテ

神様のカルテ

夏川 草介 · 小学館(小学館文庫) · 2011年

信州松本の救急病院で働く若い内科医の、眠る暇のない日々と、そこで出会う患者たちの話。 栗原一止は二十九歳。「二十四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院に勤めていて、当直明けにそのまま外来に出る。夏目漱石を愛読しているせいで、話し方が古め…

夜明けのすべて

夜明けのすべて

瀬尾 まいこ · 文藝春秋(文春文庫) · 2023年

月に一度、PMSで怒りを抑えられなくなる女性と、パニック障害で電車に乗れなくなった男性。小さな会社で同僚になった二人の話。 藤沢さんは、以前の職場で生理前の症状のせいで人間関係を壊し、今は金属部品を作る栗田科学で働いている。そこに山添くんが…

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

三浦しをん · 徳間書店(徳間文庫) · 2012年

高校を出たばかりの横浜の若者が、担任の勝手な手続きで三重県の山奥の村に送られ、林業で働き始める。 平野勇気は、就職も進学も決めないまま卒業した。気づけば携帯の電波も届かない神去村にいて、中村林業の飯田ヨキという男の家に住み込むことになる。木…

お探し物は図書室まで

お探し物は図書室まで

青山 美智子 · ポプラ社(ポプラ文庫) · 2023年

仕事や人生に行き詰まった五人が、コミュニティハウスの小さな図書室で司書に本を薦められる。五つの話が少しずつつながる連作。 相談者は、婦人服の販売員、家具メーカーの経理、雑誌の元編集者、ニートの青年、定年退職したばかりの男性。司書の小町さゆり…

センセイの鞄

センセイの鞄

川上 弘美 · 新潮社(新潮文庫) · 2007年

三十七歳の独身女性が、駅前の居酒屋で高校時代の国語教師と再会する。三十歳離れた二人の、ゆっくりとした恋の話。 ツキコさんは、ひとりで飲むのが好きだ。隣でまぐろ納豆を頼んだ老人が、昔の先生だった。それから二人は、約束もしないのに同じ店で会い、…

キッチン

キッチン

吉本ばなな · KADOKAWA(角川文庫) · 1998年

祖母を亡くし、天涯孤独になったみかげを、同級生の雄一とその母が家に迎える。台所と食事を通して、喪失から立ち上がる若い日々。