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長いお別れ

長いお別れ

中島京子 · 文藝春秋(文春文庫) · 2018年

元中学校長の父が、認知症になった。家族がその十年を、それぞれの場所から見つめる連作小説。 父の昇平は、少しずつ言葉を失い、家族の名前を間違え、それでも礼儀正しい。母は在宅で介護を続け、三人の娘はそれぞれ結婚や仕事を抱えながら、実家との距離を…

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ

梨木香歩 · 新潮社(新潮文庫) · 2001年

中学に通えなくなった少女が、田舎に住む祖母のもとで一か月ほど暮らす。祖母は英国人で、自分のことを魔女だと言う。 まいは学校の人間関係に疲れて、母親の勧めで「西の魔女」の家に預けられる。そこでの日々は、野いちごを摘み、シーツを干し、鶏の世話を…

ツナグ

ツナグ

辻村深月 · 新潮社(新潮文庫) · 2012年

死んだ人に、一度だけ会わせてくれる使者がいる。その使者を通じて再会を果たす人たちの、五つの話。 再会には決まりがある。生きている側も死んだ側も、使えるのは一生に一度。会えるのは満月の夜に一晩だけ。会いたい相手が承諾しなければ会えない。この決…

百花

百花

川村 元気 · 文藝春秋(文春文庫) · 2021年

認知症の母が、息子の名前を忘れていく。母が消してしまった記憶の中に、息子の知らない母の人生があった。