人人生図書館ログイン

おすすめの本

ひとりの人生を描いた名作を、読後感とテーマで選べるようにしました。10 冊。PRリンクにはアフィリエイト広告を含みます。

✍️ 著者から探す →📈 いま売れている小説(楽天ブックス売上順)→
火花

火花

又吉直樹 · 文藝春秋(文春文庫) · 2017年

売れない若手芸人が、熱海の花火大会で出会った先輩に弟子入りを申し出るところから始まる、十年分の話。 語り手の徳永は「スパークス」というコンビの一人。先輩の神谷は、面白いことにしか興味がなく、面白くないものを許さない。徳永は神谷に「伝記を書け…

苦役列車

苦役列車

西村賢太 · 新潮社(新潮文庫) · 2012年

十九歳、中卒、日雇いの港湾労働。家賃を滞納し、酒を飲み、明日のことは考えない。そういう若者の、何も起きない日々の話。 主人公の貫多は、父親が性犯罪で捕まったことをきっかけに家族が離散し、中学を出てからひとりで生きている。冷凍倉庫で荷を運ぶ仕…

コンビニ人間

コンビニ人間

村田沙耶香 · 文藝春秋(文春文庫) · 2018年

三十六歳、独身、コンビニでアルバイトを十八年。それで何が悪いのか、本人にはわからない。周りの人はわかっているつもりでいる。 古倉恵子は子どもの頃から「普通」がわからず、周りを困らせてきた。大学時代に始めたコンビニの仕事だけが、マニュアルのお…

ハンチバック

ハンチバック

市川 沙央 · 文藝春秋(文春文庫) · 2025年

重度の筋疾患で背中が曲がり、人工呼吸器をつけて生きる女性が、グループホームの一室からネットに言葉を投げ続ける話。 井沢釈華は、両親が遺したグループホームで暮らしている。昼間はネット記事のライターをし、匿名のアカウントで過激なつぶやきを書き散…

おいしいごはんが食べられますように

おいしいごはんが食べられますように

高瀬 隼子 · 講談社(講談社文庫) · 2025年

職場の同僚三人の関係を、食べることを軸に描く。手作りのお菓子を配る女性、それを好意的に受け取る男性、受け取れない女性。 芦川さんは体が弱く、残業はしない。そのぶん、休みの日に焼いた菓子を職場に持ってくる。二谷は芦川さんとつき合いながら、食事…

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ

宇佐見 りん · 河出書房新社(河出文庫) · 2023年

アイドルを推すことだけを支えに生きてきた高校生が、推しの炎上とともに崩れていく話。 あかりは、学校にも家にもなじめない。アイドルグループの上野真幸を推すことだけが、自分の背骨だと思っている。ブログに推しの解釈を書き、グッズを買い、ライブに行…

蹴りたい背中

蹴りたい背中

綿矢 りさ · 河出書房新社(河出文庫) · 2010年

高校一年の女子が、クラスで孤立している男子の背中を、蹴りたくなる。その衝動の正体を本人も掴めないまま、二人の奇妙な関係が続く話。 ハツは、クラスの「余り者」になることを自分で選んでいる。にな川は、あるモデルに異常なほど熱中していて、その話し…