人人生図書館ログイン

おすすめの本

ひとりの人生を描いた名作を、読後感とテーマで選べるようにしました。15 冊。PRリンクにはアフィリエイト広告を含みます。

✍️ 著者から探す →📈 いま売れている小説(楽天ブックス売上順)→
52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち

町田そのこ · 中央公論新社(中公文庫) · 2023年

他の鯨には聞こえない周波数で鳴く鯨がいる。誰にも届かない声を持ったまま大人になった女性が、海辺の町でひとりの少年と出会う話。 主人公の貴瑚は、家族に人生を使い潰されたあと、東京を離れて大分の小さな町に移り住む。周りからは「訳あり」と見られ、…

そして、バトンは渡された

そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ · 文藝春秋(文春文庫) · 2020年

父親が三回、母親が二回変わった。それなのに、いつも誰かに大事にされてきた少女の高校三年間。 主人公の優子は、血のつながらない親のあいだを、事情があってリレーのように渡されてきた。今いっしょに暮らしているのは、二十歳ほど年上の「森宮さん」。料…

博士の愛した数式

博士の愛した数式

小川洋子 · 新潮社(新潮文庫) · 2005年

記憶が八十分しかもたない老数学者と、その家に通う家政婦、そして彼女の十歳の息子。三人で過ごした一年ほどの話。 博士は交通事故の後遺症で、新しい記憶を八十分以上保てない。背広のあちこちにメモをクリップで留めて、自分の状態を毎朝読み直す。家政婦…

東京タワー

東京タワー

リリー・フランキー · 新潮社(新潮文庫) · 2010年

九州の炭鉱町で、母ひとり子ひとりで育った少年が、東京に出て、やがて母を東京に呼ぶ。母と息子の四十年ほどの話。 「ボク」は幼いころ父と別れ、筑豊の小倉で、母の実家を頼りながら育つ。オカンは働き者で、料理がうまく、誰にでも食べさせる。ボクは美大…

小さいおうち

小さいおうち

中島 京子 · 文藝春秋(文春文庫) · 2012年

昭和の初め、東京郊外の赤い三角屋根の家で女中として働いた女性が、晩年にその日々をノートに書き残す。 タキは山形から出てきて、平井家に住み込みで入る。奥様の時子は若く美しく、坊ちゃんは足が悪く、旦那様は玩具会社の重役。モダンな小さい家で、タキ…

永い言い訳

永い言い訳

西川 美和 · 文藝春秋(文春文庫) · 2016年

妻をバス事故で亡くした作家が、同じ事故で妻の親友を亡くした一家の子どもたちの面倒を見始める話。 衣笠幸夫は小説家で、テレビにも出る。妻の夏子が友人と旅行中に事故で死んだとき、彼は別の女性と一緒にいた。悲しめない自分を持て余しているところへ、…

キネマの神様

キネマの神様

原田 マハ · 文藝春秋(文春文庫) · 2023年

七十九歳の父は、ギャンブル好きで借金まみれ。ただひとつ、映画のことになると別人になる。その父が、映画の感想をブログに書き始める。 娘の歩は、大手の開発会社を辞めて実家に戻り、父の借金を知る。父のゴウは若いころ映画の助監督をしていて、今は毎日…

幸福な食卓

幸福な食卓

瀬尾 まいこ · 講談社(講談社文庫) · 2007年

「父さんは今日で父さんをやめようと思う」。朝食の席でそう宣言した父と、別居中の母、大学をやめて農業を始めた兄。中学三年の妹から見た、おかしな家族の一年。 主人公の佐和子は、家族の変調に慣れている。父は自殺未遂をしたことがあり、母は家を出たが…

朝が来る

朝が来る

辻村 深月 · 文藝春秋(文春文庫) · 2018年

不妊治療の末に特別養子縁組で男の子を迎えた夫婦のもとに、ある日「子どもを返してほしい」という電話がかかってくる。 栗原清和と佐都子は、六年間の治療のあとで子どもをあきらめ、養子縁組の団体を通じて生後まもない朝斗を迎える。幼稚園に通うまで育て…

とわの庭

とわの庭

小川 糸 · 新潮社(新潮文庫) · 2023年

目の見えない少女とわは、母と二人、庭のある家で暮らしていた。ある日、母が帰ってこなくなる。閉ざされた家から、世界へ出ていくまで。

八日目の蝉

八日目の蝉

角田光代 · 中央公論新社(中公文庫) · 2026年

不倫相手の家から、生後間もない赤ん坊を連れ去った女。四年間の逃亡と、その子が大人になってからの話。 野々宮希和子は、相手の男の家に忍び込み、ベビーベッドの赤ん坊を抱いて出てしまう。その子を「薫」と名づけ、知人の家、女性だけの共同生活の施設、…

サラバ!

サラバ!

西加奈子 · 小学館 · 2017年

イランで生まれ、エジプトと大阪で育った歩。父と母と、強すぎる姉。ひとりの男の誕生から三十七歳までを、家族の崩壊と再生ごと描き切る長編。第152回直木賞。

キッチン

キッチン

吉本ばなな · KADOKAWA(角川文庫) · 1998年

祖母を亡くし、天涯孤独になったみかげを、同級生の雄一とその母が家に迎える。台所と食事を通して、喪失から立ち上がる若い日々。

氷点

氷点

三浦綾子 · KADOKAWA(角川文庫) · 2012年

幼い娘を殺された医師が、犯人の娘を引き取って育てる。妻は事実を知らない。憎しみと愛のあいだで揺れる家族を描いた、著者の代表作。

重力ピエロ

重力ピエロ

伊坂幸太郎 · 新潮社(新潮文庫 新潮文庫) · 2006年

兄と、血のつながらない弟。連続放火事件と遺伝子の謎の奥に、家族が抱えてきた過去がある。「本当の家族」とは何かを問う。