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サラバ!

サラバ!

西加奈子 · 小学館 · 2017年

イランで生まれ、エジプトと大阪で育った歩。父と母と、強すぎる姉。ひとりの男の誕生から三十七歳までを、家族の崩壊と再生ごと描き切る長編。第152回直木賞。

TUGUMI

TUGUMI

吉本ばなな · 中央公論新社(中公文庫) · 2026年

病弱で、わがままで、美しいつぐみ。海辺の町で過ごす最後の夏を、いとこのまりあの目で描く。

羊と鋼の森

羊と鋼の森

宮下奈都 · 文藝春秋(文春文庫) · 2018年

高校の体育館で、ピアノの調律を見た。その音に打たれた少年が、調律師になって、音を探し続ける話。 外村は北海道の山あいで育ち、特別な才能もなく、将来のことも考えていなかった。たまたま立ち会ったピアノの調律に心を奪われ、専門学校に進み、楽器店に…

錦繍

錦繍

宮本輝 · 新潮社(新潮文庫 新潮文庫) · 2004年

十年前に別れた夫婦が、偶然の再会をきっかけに手紙を交わし始める。書簡だけで綴られる、過去と赦しの物語。

あん

あん

ドリアン助川 · ポプラ社(ポプラ文庫 日本文学 266) · 2015年

どら焼き屋に雇われた老女・徳江の作るあんは、絶品だった。彼女がなぜ何十年も社会から隔てられていたのか。

人間失格

人間失格

太宰治 · 新潮社(新潮文庫 たー2-5 新潮文庫) · 2006年

「恥の多い生涯を送って来ました」で始まる、ひとりの男の手記。人を恐れ、道化を演じ、酒と女に逃げ、最後には自分を人間の失格者だと結論づける。 主人公の葉蔵は、裕福な家に生まれながら、他人が何を考えているかがまったくわからない。それを隠すために…

こころ

こころ

夏目漱石 · 新潮社(新潮文庫 新潮文庫) · 2004年

鎌倉の海で出会った「先生」に、若い「私」が惹かれ、その過去を知ろうとする。三部構成の最後は、先生から届いた長い遺書で占められる。 先生は仕事をせず、妻と静かに暮らし、毎月ひとりで友人の墓に参っている。私が先生に近づくたびに、先生は「私は信用…

キッチン

キッチン

吉本ばなな · KADOKAWA(角川文庫) · 1998年

祖母を亡くし、天涯孤独になったみかげを、同級生の雄一とその母が家に迎える。台所と食事を通して、喪失から立ち上がる若い日々。

氷点

氷点

三浦綾子 · KADOKAWA(角川文庫) · 2012年

幼い娘を殺された医師が、犯人の娘を引き取って育てる。妻は事実を知らない。憎しみと愛のあいだで揺れる家族を描いた、著者の代表作。